HP ProLiant ML115G5 ~70度超のチップセットを冷却する~
いまさらながら、格安サーバであるHP ProLiant ML115G5で遊んでいます。
かなり遊び倒しているのですが、今回はチップセットの冷却について書きます。
ML115G5に搭載されているファンは2つ。
ひとつはCPU、もうひとつはケースファン。
特にケースファンに関しては爆音発生器と呼ばれ、交換している方も多くいらっしゃるようです。
音に関しては無関心な私なので、こちらはスルー。
どちらかというと気になるのはチップセットの温度。
ヒートシンクはついているものの、電源投入中にケースをあけて誤って触れるととんでもない熱さ。
そこで、「どこでも温度計2」という製品を買ってきて、稼働中のヒートシンクの温度をはかってみました。
すると・・・
70.5℃!
熱過ぎです...予想以上です。
ってなわけで、このヒートシンクに取り付けるファンを探してみたところ、40mm角のファンが取り付けられそう。
そこで廃棄予定のi810マシンのCPUクーラー上に載っていたファンを取り外して、移植してみました。
こんなファンです。
これが移植後の状態。室温19.5度。
電源を投入していませんし、もちろんファンも回っていません。
さて、効果は?
ということでスイッチオン☆
おぉ、効果高し!
ほぼ無負荷状態ですけどね。
で、cpubusy.vbsと呼ばれるスクリプトでCPUに負荷をあたえて5分後くらいに計測したのが下記の値。
31.1℃
チップセットの温度上昇というよりも、CPUの温度が上昇して、CPUファンが吸い出した排気で温度が上がったのかも。
で、通常運用時を想定してケースカバーを閉めた状態がこれ。
30,8℃
だいたい稼動時で、31℃前後といったところですかね。
これなら連続稼動も問題ないでしょう。
#費用
980円 どこでも温度計2・・・アキバ ヨドバシカメラ
0円 40mm角ファン・・・排気予定PCから奪取
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