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2010年12月18日 (土)

HP ProLiant ML115G5  ~70度超のチップセットを冷却する~

いまさらながら、格安サーバであるHP ProLiant ML115G5で遊んでいます。

 

かなり遊び倒しているのですが、今回はチップセットの冷却について書きます。

 

ML115G5に搭載されているファンは2つ。

 

ひとつはCPU、もうひとつはケースファン。

 

特にケースファンに関しては爆音発生器と呼ばれ、交換している方も多くいらっしゃるようです。

 

音に関しては無関心な私なので、こちらはスルー。

 

どちらかというと気になるのはチップセットの温度。

 

ヒートシンクはついているものの、電源投入中にケースをあけて誤って触れるととんでもない熱さ。

 

そこで、「どこでも温度計2」という製品を買ってきて、稼働中のヒートシンクの温度をはかってみました。

 

すると・・・

 

Dscf1158

 

70.5℃!

 

熱過ぎです...予想以上です。

 

ってなわけで、このヒートシンクに取り付けるファンを探してみたところ、40mm角のファンが取り付けられそう。

 

そこで廃棄予定のi810マシンのCPUクーラー上に載っていたファンを取り外して、移植してみました。

 

こんなファンです。

 

Dscf1160

 

これが移植後の状態。室温19.5度。

 

Dscf1161

 

電源を投入していませんし、もちろんファンも回っていません。

 

さて、効果は?

 

ということでスイッチオン☆

 

Dscf1162

 

おぉ、効果高し! 

 

ほぼ無負荷状態ですけどね。

 

 

 

で、cpubusy.vbsと呼ばれるスクリプトでCPUに負荷をあたえて5分後くらいに計測したのが下記の値。

 

31.1℃

 

Dscf1163

 

チップセットの温度上昇というよりも、CPUの温度が上昇して、CPUファンが吸い出した排気で温度が上がったのかも。

 

で、通常運用時を想定してケースカバーを閉めた状態がこれ。

 

30,8℃

 

Dscf1164

 

だいたい稼動時で、31℃前後といったところですかね。

 

これなら連続稼動も問題ないでしょう。

 

 

 

#費用

 

 980円 どこでも温度計2・・・アキバ ヨドバシカメラ

 

   0円 40mm角ファン・・・排気予定PCから奪取   

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