ESXi5.0のパッチ適用をコマンドラインで実行してみる
まずは、VMware vSphere CLI をダウンロード、インストールしてきます。
インストールフォルダは、デフォルトでは下記のとおり。
C:\Program Files\VMware\VMware vSphere CLI\bin>
まずは、ESXiホストの状態の確認や制御コマンドを確認しておきます。
vicfg-hostops.pl --server <ESXi Server IPアドレス> --operation <値>
<値>
enter :メンテナンスモードへの切り替え
exit :メンテナンスモードの終了
reboot :再起動
shutdown :シャットダウン
info :情報の表示
[情報の表示例]
Host Name : <ホスト名>
Manufacturer : <ハードウェアメーカー名>
Model : <型番>
Processor Type : <CPU型式:例→Intel(R) Core(TM)2 Quad CPU Q6600 @ 2.40GHz>
CPU Cores : <CPUコア数:例→4 CPUs x 2400 GHz>
Memory Capacity : <メモリ搭載量:例→8190.11328125 MB>
VMotion Enabled : VMotion有効→yes/no
In Maintenance Mode : メンテナンスモードか?→yes/no
Last Boot Time : 最終起動時間
次にパッチの適用コマンドです。
適用するパッチは、あらかじめデータストアに、vSphereクライアントでアップロードしておきます。
下記の例では、"DataStore1"というデータストアの"patch"というフォルダに保存した"~.zip"パッチファイルを適用します。
esxcli.exe --server <ESXi Server IPアドレス> software vib update -d "[DataStore1]/patch/update-from-esxi5.0-5.0_update01.zip"
結果は下記のように表示されます。
”Reboot Require"が"True"の場合、ESXiホストを再起動します。
Installation Result
Message: The update completed successfully, but the system needs to be reboot
ed for the changes to be effective.
Reboot Required: true
VIBs Installed: <適用したパッチ名 一覧>
再起動後、メンテナンスモードを終了します。
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