スティックPC DG-STK2S (ドスパラDiginnos Stick DG-STK2S)の冷却
数年前に購入したデバイスの延命や改善を考える日々です。
今回は、スティックPCの冷却について考えてみます。
私が所有しているスティックPCは、ドスパラDiginnos Stick DG-STK2S です。
最近、これを使って、Amazon Prime Video や Netflix を楽しもうとしたのですが、ほんの数分で動画がカクツキ、停止してしまう現象がみられました。
我が家の道具箱に眠っていた4cm角の小型ファンをスティックPCの側面に輪ゴムでくくりつけて、ダマしダマし使っていましたが、もっと手を入れてみようと思い、着手しました。
まずは、DG-STK2Sのケースのカットから、OLFAのクラフトのこを使って、下記画像の赤い線の部分をカット。
次に、青い線の部分をPカッター等を使って、カットしました。
微妙に、既存の小型ファンが見えていますが、取り外さずに、そのままにしてあります。
次に、裏面。
青い線の部分をPカッターでカット。根気よく切るというか削っていく感覚です。
そして、熱伝導能力のある両面テープで、小型のヒートシンクを並べて貼り付けました。
購入したヒートシンクはコチラ
カットしたスペースに、ちょうどよい具合におさまりました。
取り付け方法は、まだ思案中ですが、USBから電源をとり、ファンスピードコントローラ付きの4cm角ファンを入手し、こちらでとりあえず、片側だけでも、空冷を強化したいと思います。
購入したファンはコチラ
結果が楽しみです。
下記が、電源投入直後、Windows10が立ち上がってすぐのCPU温度になります、。
すでに、CPUのCore1,2,3が80℃超えを記録しています。
Maximumの値は赤文字で、81℃、82℃、82℃の表示が確認できます。
CurrentのCore Maxは、73℃になっています。
ここで、Amazon Prime VideoやNetflixのフルHD動画を再生してみました。
CoreすべてのMaximum値が80℃超え。Core1,2,3に間しては、84℃に到達しています。
CurrentのCore Maxの温度も83℃にまでなっています。
CPUのクロックは、0.91GHzまで下がっています。
下記は、上記の動画再生時ですが、冷却対策を行った後の数値です。
CPUのMaximumの温度は、最高でも71℃になりました。
CuurentのCore Maxは、66℃。
CPUのクロックは、1.26GHzで安定しています。
このように、DG-STK2Sに冷却対策を施すと、フルHDの動画再生機として実用レベルになりました。
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