« SONY製 XQDメモリカードの物理的不具合 ~ソニー製XQDカードの樹脂部分の破損(経年劣化?)~ | トップページ | 捨てられないもの ~今までの趣味のもの~ »

2021年8月10日 (火)

Nikon Zfc ファーストインプレッション ~ ニコン D500 と Zfc の比較など ~

ニコンから、ZfcというAPS-Cのミラーレスカメラが発売されました。同じAPS-Cのミラーレスカメラとして、Z50が存在しますが性能的には類似しているようです。

200k_p1000236_006

ニコンには、APS-Cのフラッグシップ機として、D500がありますが、これと比較して、Zfcはどうなのか、個人的に気になる点のみを列挙してみました。Zfcの購入を検討するにあたって、所有機のZ6の存在もあり、かなり偏った見方ですがご参考まで。

 

■当方の撮影シチュエーションについて

私が撮影をする際のシチュエーションとして最も多いのが、映画等の舞台挨拶です。映画館という暗い環境で、照明の状態も良くない時に必要なのが、ファインダー及び背面液晶[NIKON機でいうと“Lv(ライブビュー)”]に撮影設定が反映されることです。この「Lvに撮影設定を反映」が最も重要となるのが、色温度(WB)設定。そして次に、ISOやSS、絞りによる撮影結果の明るさです。

映画館の照明は多くは電球で、色温度(WB)設定がオート(AWB)の場合は、オレンジっぽい色合いになります。最近のNIKON機のAWBには、「白を優先する」、「雰囲気を残す」、「電球色を残す」といった設定があります(Zfcの場合)。この「白を優先する」に設定することで、撮影画像は、電球の環境であっても、オレンジ色っぽくならずに撮影が可能です。このあたりの設定と撮影結果への反映を確認するのに、「Lvに撮影設定を反映」の設定を有効にすることが個人的に重要な点となっています。

■バッテリー、電源について

D500も、Z6もバッテリーとしては、同じ形状のEN-EL15系を使用します。EN-EL15系は、無印,a,b,cなど、放電特性や容量の違いなどの違いがあるものの稼働時間の懸念はあるものの両カメラに共通で使えるメリットがありました。D500は、APS-C機ですが、フルサイズ機のD780,Z6などとも共通のEN-EL15系のバッテリーを使えることが大きなメリットでした。
一方、Z50やZfcは、サイズも容量も小さいEN-EL25。ここはEN-EL15系に統一して欲しいところでしたが残念ながら形状の違うバッテリーに変更されました。そこで代わりに考慮したいのが、USB-Cによる給電機能。内蔵バッテリーが切れても、USB-PD対応のモバイルバッテリーとケーブルがあれば、カメラに電源供給し撮影が可能になる機能です。D500,Z6ともにこの機能が無いのですが、Zfcにはこの機能があります。最近のスマホは、USB-PDに対応し、モバイルバッテリーもケーブルも持ち歩いているので、カメラに電源供給できることができ、カメラの内蔵バッテリ残量が不安なときにも安心です。

200k_p1000242_012

 

■クロップ機能

撮影中にもうちょっと寄りたい(望遠効果がほしい)時に便利なのが、クロップ機能。フルサイズ機のZ6であれば、通常のFXサイズから、DX(APS-C)サイズとして、画素数は減るもののクロップして、見かけ上、撮影データに望遠効果が得られます。APS-C機のD500にも「1.3xクロップ」という機能があり、1600万画素のマイクロフォーサーズ機相当の撮影結果が得られました。残念ながらZfcにはこの機能がなし。ファームウェアで対応可能であれば、追加で実装して欲しい機能ではあります。

■シャッタースピード
Zfcで気になるのが、シャッタースピードダイヤルです。ダイヤルでシャッタースピードが変えられるのは良いのですが、プリントされているシャッタースピードが、例えば、1/125などで、フリッカー対策で使いたい1/100などに設定できるのかといった懸念がありました。これは、「1/3 STEP」という設定が可能で、これによりコマンドダイヤルによるシャッタースピード設定が別途可能になります。

200k_p1000238_008

 

■ISO設定

Z6やD500は、シャッターボタン付近に「ISO」ボタンがあり、これを押しながら同じく本体右側にあるダイヤルにて、ISOの変更が可能です。Zfcは、ISO変更は本体左側にあるダイヤルで行います。これを他のダイヤル等に割り当てたいのですが、どうもできないようです。

200k_p1000239_009

 

■手ブレ補正

ミラーレス機であるZfcとか利用ユーザー層を考えると欲しかったのがボディ内手ブレ補正機構。これ、無いのが非常に残念。まぁ、レンズ側に手ブレ補正機構があるものが増えていますが、古いレンズとか、画質重視で手ブレ補正機構が無いレンズもあり、その保険代わりと言ってはなんですが、ボディ内手ブレ補正機構は欲しかったかな。

 

■Zfcの製品パッケージ

Zfcの製品パッケージは、非常にシンプルです。

ボディのみのパッケージでは、「本体」、「バッテリー」、「充電器」、「ストラップ」、「説明書」くらいで、ソフトウェアCDやケーブルは何もついていない潔さがあります。

200k_p1000230_001 200k_p1000232_003 

項目 D500 Zfc
バッテリー EN-EL15系 EN-EL25系
USB給電
クロップ機能 1.3xクロップ 無し
SS,F値,ISOの右側操作 SS,F値,ISO SS,F値
手ブレ補正 無し 無し
ファインダーへの撮影設定の反映 無し 有り(ミラーレスなので)
本体のグリップ グリップ有り

グリップ無し(フラット)

※オプション

 

Zfcにクロップ機能と、ISOを本体右側で設定できると自分の撮影シチュエーションにあうのですが、まぁ、難しいですかねぇ。
ちなみに、内蔵フラッシュは不要(Z50にはついてますね)。あとは、あまりデザインは気にしないので、Zfc用のサードパーティのグリップが発売されるといいな。

 

« SONY製 XQDメモリカードの物理的不具合 ~ソニー製XQDカードの樹脂部分の破損(経年劣化?)~ | トップページ | 捨てられないもの ~今までの趣味のもの~ »

携帯・デジカメ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« SONY製 XQDメモリカードの物理的不具合 ~ソニー製XQDカードの樹脂部分の破損(経年劣化?)~ | トップページ | 捨てられないもの ~今までの趣味のもの~ »

Google Adsense

2024年4月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        

最近のコメント

最近のトラックバック

無料ブログはココログ