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2022年4月27日 (水)

ノートPC Dell Latitude 7290 のバッテリー交換を行ってみる

Dell Latitude 7290 (intel CORE i5 7th Gen)のバッテリー交換を行いました。

難易度は低めです。

バッテリー交換前の状態は、電源投入からOS起動までは持ちますが、ほんの数分でシャットダウンしてしまう状態でした。

電源を接続し、コマンドプロンプトを管理者モードで立ち上げ、powercfg コマンドにて、バッテリーの状態を確認してみました。

powercfg /batteryreport 

とコマンドを入力・実行すると、 c:\Windows\system32\battery-report.html としてレポート内容が保存されます。

このファイルをブラウザで開くと、バッテリーの状態を確認することができます。

Wxga_012

 

【コンピューターの情報表示例】
COMPUTER NAME xxxxxxxxxxxxxx
SYSTEM PRODUCT NAME Dell Inc. Latitude 7290
BIOS 1.5.1 07/12/2018
OS BUILD 19041.1.amd64fre.vb_release.191206-1406
PLATFORM ROLE Mobile
CONNECTED STANDBY Not supported
REPORT TIME 2022-04-xx hh:mm:ss


【Installed batteries】
Information about each currently installed battery
BATTERY 1
NAME DELL C27RW87
MANUFACTURER LGC-LGC3.553
SERIAL NUMBER xxxx
CHEMISTRY LION
DESIGN CAPACITY 41,998 mWh
FULL CHARGE CAPACITY 3,135 mWh
CYCLE COUNT -

上記で確認する点は、「DESIGN CAPACITY」(本来のバッテリー容量)と「FULL CHARGE CAPACITY」(フル充電時のバッテリー容量)です。バッテリーが劣化してくると、「FULL CHARGE CAPACITY」の値が下がってくるのですが、今回は、本来のバッテリー容量の10分の1にも満たない状態になっていました。

 

■バッテリー交換作業

バッテリー交換対象機種用のバッテリーを調達し、バッテリー交換作業を行います。

交換作業の流れは至って単純です。

1.Latitude 7290 の底面のビス(8本)を外す。
2.底面カバーを外す。
3.バッテリーを固定しているビス(1本)を外す。
4.バッテリーに接続されたケーブルのコネクタを外し、バッテリーを交換
上記の逆の手順で元に戻す。

 

1.底面のビスを外す
下記の画像の赤丸部分のビス(8本)を外します。
ビスを緩めていくと、いったん、ゆるくなるのですが、完全に抜くためにはさらにビスを回していく必要があります。

Wxga_001

 

2.底面カバーを外す。
ビス8本を外したら、底面カバーを外すことができます。爪がかかっていますが、そんなに強くかかっていないので、爪を折らずに比較的スムーズに外せると思います。

今回、既存のバッテリーはDELLのラベルが印刷されていて、42Wh。

新規バッテリーは、60Wh。

大きさも違います。おそらく42Whは3セル。60Whは4セルだと思います。

Wxga_003

 

3.バッテリーを固定しているビス(1本)を外す

写真の赤丸部分のビスを外し、バッテリーを取り外します。

バッテリーには配線が接続されており、マザーボード側は外す必要がありません。

バッテリー側のコネクタを外す必要があります。

Wxga_004

 

4.既存のバッテリーに接続されているコネクタを引っ張って外し、新しいバッテリーに接続します。

Wxga_009

 

5.新しいバッテリーを本体内にセットし、固定用ビスを締めて、カバーを取り付けていきます。

Wxga_011

 

上記作業が済んだら、起動確認を行います。

また、作業前に、powercfg コマンドで状況を確認します。

 

▼Installed batteries
Information about each currently installed battery
BATTERY 1
NAME DELL CYMGM68
MANUFACTURER Samsung SDI
SERIAL NUMBER xxxx
CHEMISTRY LION
DESIGN CAPACITY 57,720 mWh
FULL CHARGE CAPACITY 57,720 mWh
CYCLE COUNT -

バッテリーは、Samsung製。容量が57,720mWh(交換前は、41,998mWh)に増えました。


新規バッテリーを購入業者からは、まずはバッテリー残量が30%以下になるまで使用し、そのあとPCの電源を落としてからフル充電。そのあと、バッテリー駆動で同様に30%以下になるまで使用し、再度、PCの電源を落としてフル充電を2,3回繰り返せとのこと。

現在、新品時のバッテリー駆動時間を取り戻し、快適に過ごしています。

 

 

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