SSDをCFExpress Type-B にするメモリカードアダプタ MonsterAdapter製 SA-CFE1(B) を試してみる
デジタルカメラ用のメディアはいろいろありますが、普及機では、SDカード、ハイエンド機では、CFカード、XQDカード、CFExpressカードなどといろいろあります。
最近は、CFExpress Type-Bカード採用機がハイエンド機には多いようですね。
さて、そんなCFExpressのメモリカードですが、まだまだ高価です。特に大容量の製品は。
そこで、主に動画撮影用ですが、外付け前提で、SSDをCFExpress変換して記録メディアとして使用する製品がいくつか発売されていました。
それが先日、CFExpressカードサイズでSSDを収納できる製品が発売されました。
それが、MonsterAdapter の SA-CFE1(B) です。
お値段は約7000円前後。それ以外に、NVMe M.2 2230タイプのSSDが必要です。
今回は、128GBのSSDを購入してみました。3500円前後で買えました。
KIOXIA 128GB PCIe NVMe M.2 2230 SSD
SA-CFE1(B)の商品構成は、メモリカードアダプタ本体と説明書、容量表示用シールです。
袋に入ったメモリカードアダプタを取り出し、スロットにSSDを取り付け、カバーをセットするだけで作業は完了します。
CFExpressカードリーダーにセットし、Windows PCで exFAT でフォーマットし、Z9にセットして使ってみましたが、今のところ問題はありません。
一方、初代Z6(ファームウェア 3.40。2022年5月現在最新)ですが、Z6本体のメディアアクセスランプが点灯しっぱなしになり使用できませんでした。 SA-CFE1(B)的には、Z6も対応機種なのですが、SSDの相性はあるようです。
さて、読み書きのパフォーマンスはどうなのか、Windows上でCrystalDiskMarkを使って、読み書きのベンチマークを実行してみました。
まず、SONY製のXQDカード QD-G120F です。
ノーブランドのUSB Type-A接続のXQDカードリーダーで計測。
Readは400MB/s、Writeは200MB/s程度。製品的にはRead400MB/s Write400MB/s。
Writeの計測数値が低いですね。カードリーダがボトルネックかな。
こちらは、 SA-CFE1(B)+KIOXIA 128GB SSDの計測値です。
Pergear製のCFExpress カードリーダーをUSB Type-A接続で使用。
どの数値もあがり、特にWrite性能の向上がすばらしい。
でも、待てよ... 128GB の CFExpress Type-Bってもっと性能が
良いはず...
と、思って、Pergear のカードリーダーをUSB Type-C接続してみました。
おぉ、これが本来の性能か。
Read1000MB/s、Write800MB/sでてますね。
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