TASCAM DR-40 / DR-40X に 3.5mmピンジャックタイプのマイクを接続して録音 ~RODE VXLRPRO~
TASCAM製のリニアPCMレコーダーのDR-40を使用しています。2023年現在販売されているのは後継機のDR-40Xです。
DR-40Xは、4トラックデジタルオーディオレコーダーに加えて、DR-40にはない「USBオーディオインターフェース」機能も搭載されています。
通常、DR-40Xにマイクを接続する場合、XLR端子を用いて、XLRタイプのマイクや機器を接続します。
しかしながら、小型のワイヤレスマイクトランスミッター[(RODE Wireless GOⅡや、Synco G2(A2)]をDR-40X等のXLR入力型の録音機器に接続して録音したい場合、3.5mmピンジャックからXLRコネクタに変換するアダプタが必要です。
3.5mmピンジャックをXLRコネクタに変換するアダプタはいくつかあるのですが、その機能と汎用性の高さから、今回は、RODE VXLRPROを購入しました。
この、「VXLRPRO」は、ファンタム電源をプラグインパワーの電圧に変換して供給できることができるほか、TRSをバランス型のXLRに変換できる貴重なアダプターです。
DR-40のFAQには下記の記載があります。
アンバランスマイクを使うとノイズが録音される場合があります。
DR-40のマイク入力(EXT IN)はバランス入力のみに対応していますので、必ずバランス出力タイプのマイクをお使いください。
アンバランスマイクをXLRコネクターに変換してもお使いいただけません。
ここで難しい説明は省きますが、DR-40でも正しく録音するために、バランス型のXLRにしてくれるこのアダプタが非常に重要なアイテムになります。
これにより、安価なICレコーダーで使用していた3.5mmピンジャックタイプのマイクを使って、DR-40での録音が可能になりました。
ちなみに、RODEのVXLRの製品には、VXLR Pro / VXLR+ / VXLR という3つの製品があります。
その違いについては下記にまとめられています。
いずれの製品も、「3.5mmTRSコネクタをXLRコネクタへ変換するアダプタ」ですが、「VXLR+」には、ファンタム電源からプラグインパワーに電圧を変換して供給する機能が追加されており、さらに、「VXLR Pro」では、アンバランス信号をバランス信号に変換する機能も有しています。
【VXLR Pro / VXLR+ / VXLR】それぞれ何が違いますか?
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