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2024年12月

2024年12月31日 (火)

CDのトレイが開かない・閉じない ~硬化したプーリーゴムの交換~

10年前に購入したパイオニア XC-HM82 - ネットワークCDレシーバー。
2014年10月に発売された製品のようなので、もう10年以上前の機械です。

CDを聴くことも減っていたのですが、久しぶりにCDを聴こうと思ったら、CDのトレイが開かない...

なんとか、トレイを引き出し、CDをセットして閉じてみると、あと数ミリのところでトレイが閉じません。

直し方を調べてみると軽作業で直せるパターンは2点。

1.潤滑油不足 →シリコーングリスの塗布

2.プーリーゴムの劣化 →プーリーゴムの交換

 

渋くなった動きをスムーズにするか、駆動に必要な摩擦力を回復させるといった修繕内容のようです。

まず、シリコーングリスを購入し、トレイ裏側のレール部とギアに塗布。
その後、トレイの開閉を何度か繰り返しましたが、状況に変化なし。残念。

 

次に行ったのが、プーリーゴムの交換。
ただ、最初に悩んだのが、プリーゴムの太さや直径。
特に直径はぴったりとしたサイズのものが純正部品以外にあるのか、調達できるのか...といった懸念があったのですが、調べてみると、さまざまな長さのプーリーゴムをセットにして売っていることが判明。

Wvga_1735584346503_004

 

HM82本体の背面と側面のねじをドライバーで開けます。

ちなみに背面のねじは一般的なプラスのねじ。側面のねじはトルクスドライバーが必要です。
今回は、こちらを使いました。
Wvga_1735584346506_003

 

さて、トレイの下をのぞき込むと、プリーゴムが見えます。

Wvga_1735584346511_001

 

プーリーゴムの交換には、ピンセットがあると便利です。
先ほどのドライバーセットに、ピンセットも含まれているので、そちらを使って無理なく取り外せました。

Wvga_1735584346508_002

外したプーリーゴムを触ってみると、明らかに硬く、ゴムの弾力性が著しく低下しているように感じました。
購入したプーリーゴムセットのなかから、同じ長さのものを選び、交換。

交換後、トレイを開け閉めしてみると、一発で開閉OK!
プーリーゴムは1000円以下。
もっとはやく交換しておけばよかった。

2024年12月 9日 (月)

ATOMOS NINJA 2 において SunDisk Ultra II SSD (Firmware X41200RL)で不具合。XL41310RL で解消

ATOMOS NINJA 2 を使っているのですが、比較的高速なSSD SunDisk Ultra II 240GB で、3秒ごとにファイルが細切れで記録される不具合に遭遇。「最大読み出し速度550MB/秒、最大書き込み速度500MB/秒のSSDなのになぜ...」という疑問。

調べていくと、答えとなる情報が...

 

ATOMOS㈱より 重要:SanDisk Ultra II 新ファームウェア情報
2017.01.25

https://www.ginichi.co.jp/information/pressrelease/1982/

 

7年以上も前の情報。

>ATOMOS株式会社より、SanDisk Ultra II 新ファームウェア情報です。

>以前、不具合について告知のあったUltra IIの件が、SSDのファームウェアアップにより解消したとの事です。

>昨年の12月14日でのお知らせで、SanDisk Ultra II SSDファームウェアバージョン"X41200RL"では、

>NINJA2 / NINJA BLADE / SAMURAI BLADEとの組み合わせで不具合があることをご報告致しましたが、

>この問題が改善されたファームウェアがリリースされました。

>新しいファームウェアバージョンは"X41310RL"です。

 



では、自分のSSDは?

Before

やはり、不具合のあるFirmwareだ。

 

というわけで、 X41310RL を探すのですが…

Latest

見つからんのです(涙)

 

ネットの力を使って、根気よく探していくと、なんとか見つけることが出来、いざ、適用!

Updater_b

 

適用成功!
   Success

 

どきどきしながら、NINJA 2 で録画を実行してみると...

細切れにならずに録画できるようになった!

という、成功事例。

2024年12月 4日 (水)

Nikon EN-EL18d 充電ができない!? ~過放電(?)からの復活~

Nikon Z9 用のバッテリといえば EN-EL18d です。高価なバッテリーで新品で実売で2万円前後します。
EN-EL18dはZ9本体内でも充電ができますが、Nikon純正の MH-33 を使用するのが一般的です。

先日、EN-EL18d が MH-33 で充電できない現象が発生しました。

MH-33の3つのLEDが緑色で高速点滅する状態になり、EN-EL18dが充電できない状態です。

ちなみに、この状態に陥ったのは、バッテリ残量が低下したEN-EL18d を 電源に接続されていない MH-33 にセットしたまま、一か月以上放置してしまった状況です。
過放電...かと思うのですが、今まで、Nikon純正の EN-EL15系では起こったことが無い現象です。

海外のサイトも含め、いろいろ調べていると、明確な裏付けはないのですが、充電制御用のモジュールがEN-EL18d内のバッテリから電力供給を受けられない状況になると充電できなくなる状態に陥るっぽいという情報をみつけました。

また、海外のサイトでは、フル充電したEN-EL18dを充電できなくなったEN-EL18dと並べ、6個の電気接点を接続し、数時間放置してからMH-33で充電するというものでした。

私の場合、新宿のニコンのサービスセンターに行って、バッテリを点検してもらったのですが、1650円をとられて、「バッテリ異常、正常な状態に戻すことは不可能」との回答でした。

しかし、高価なEN-EL18d。バッテリセル交換サービスなんていうことを行っている業者を探し当てたはいいものの、交換費用は13000円前後。

それならば...とAmazonでEN-EL18d用の互換チャージャーを探してみたのですが、なぜかない。

というわけで、中国系の通販サイトで探してみると。。。

ありました。

で、結果から言うと、中国系の通販サイトから入手した「DUAL DIGITAL BATTERY CHARGER」MODEL:DC-LCD for EN-EL18 で、お亡くなりになったと思っていた EN-EL18d に充電することが出来、復活しました。
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この製品ですが、充電器本体に、バッテリの形状に合わせたプレートを取り付けるタイプでした。
私が購入したのは、「FOR EN-EL18」と書かれた、EN-EL18dにも対応したモデル。

Amazonでは、バッテリがNP-F系用のもののようですが、本体部分は同じものと思われる製品が販売されていました。

そんな、過放電(?)したEN-EL18dに“喝!”が入れられる充電器の話でした。

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