CDのトレイが開かない・閉じない ~硬化したプーリーゴムの交換~
10年前に購入したパイオニア XC-HM82 - ネットワークCDレシーバー。
2014年10月に発売された製品のようなので、もう10年以上前の機械です。
CDを聴くことも減っていたのですが、久しぶりにCDを聴こうと思ったら、CDのトレイが開かない...
なんとか、トレイを引き出し、CDをセットして閉じてみると、あと数ミリのところでトレイが閉じません。
直し方を調べてみると軽作業で直せるパターンは2点。
1.潤滑油不足 →シリコーングリスの塗布
2.プーリーゴムの劣化 →プーリーゴムの交換
渋くなった動きをスムーズにするか、駆動に必要な摩擦力を回復させるといった修繕内容のようです。
まず、シリコーングリスを購入し、トレイ裏側のレール部とギアに塗布。
その後、トレイの開閉を何度か繰り返しましたが、状況に変化なし。残念。
次に行ったのが、プーリーゴムの交換。
ただ、最初に悩んだのが、プリーゴムの太さや直径。
特に直径はぴったりとしたサイズのものが純正部品以外にあるのか、調達できるのか...といった懸念があったのですが、調べてみると、さまざまな長さのプーリーゴムをセットにして売っていることが判明。
HM82本体の背面と側面のねじをドライバーで開けます。
ちなみに背面のねじは一般的なプラスのねじ。側面のねじはトルクスドライバーが必要です。
今回は、こちらを使いました。
さて、トレイの下をのぞき込むと、プリーゴムが見えます。
プーリーゴムの交換には、ピンセットがあると便利です。
先ほどのドライバーセットに、ピンセットも含まれているので、そちらを使って無理なく取り外せました。
外したプーリーゴムを触ってみると、明らかに硬く、ゴムの弾力性が著しく低下しているように感じました。
購入したプーリーゴムセットのなかから、同じ長さのものを選び、交換。
交換後、トレイを開け閉めしてみると、一発で開閉OK!
プーリーゴムは1000円以下。
もっとはやく交換しておけばよかった。
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