携帯・デジカメ

2022年8月 4日 (木)

ミニプラグ形式のショットガンマイク(ゼンハイザー MKE400)をワイヤレスマイクシステム(COMICA BoomX-D2)と連携してみる

ショットガンマイクとして、ゼンハイザー(SENNHEISER)のMKE400を購入しました。


NikonのZシリーズと相性も良く、愛用しています。

このMKE400ですが、ワイヤレスで使えたらと思い、手持ちのワイヤレスマイクシステム COMICA BoomX-D2を使って、ワイヤレスショットガンマイクのシステムがつくれるか、試してみました。

今回の工夫どころは、マイクブームポールの先端にいかに、MKE400とBoomX-D2の送信機を取り付けるかということでした。

今回、私が利用したのは、アクセサリシュー付きの自由雲台です。Ulanziというブランドで発売されています。

実際に、こちらを使うとどのように取り付けられるか撮影した写真があるので、こちらをご確認ください。

 

Ulanziの自由雲台の側面に、アクセサリーシューがついています。

ここに、BoomX-D2の送信機のクリップ部分を差し込みます。

もともと、BoomX-D2の送信機・受信機ともに、アクセサリーシューに取り付けられるクリップがついているので特に改造等は不要です。

Wvga_1659564034763n_002

 

実際に取り付けた画像がこちら。

すっきりとマイクとワイヤレスマイク送信機を取り付けることができました。

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2022年7月 8日 (金)

Sirui の三脚 T-005KX の脚部の修理 ~脚止板の交換~

Sirui というメーカーの三脚を使用しています。
雲台セットの製品で、小型のアルミ三脚(5段)自由雲台付き。 T-005KX+C-10S のセット品です。


 

この三脚の脚、脚部の2番目に太いパイプが、いつからか、完全に縮めることができなくなってしまい、「あれ?」と思っていたある日、三脚の脚をすべて引き延ばしてみたら、そのパイプがスポッと抜けてしまいました。

それと同時に、なにやら樹脂製の黒いパーツがぐしゃぐしゃになった感じで転がり出てきました。

「これは、何かが壊れたな...」と思って、いろいろと振り返ってみると、そのパーツを見る限り、三脚のパイプが抜けるのを防止する板だと考えました。

Siruiのサービス窓口を調べると...ありました!


SIRUI国内総販売元
常盤写真用品株式会社
https://sirui-japan.com/service/

こちらに写真付きで問い合わせると、脚部のパイプの直径を確認されました。
どうやら、該当する製品と、パイプ径に応じた“脚止板”を提供する確認と流れのようです。

また、代金の支払いですが、代引きのほか、銀行振り込みが、可能でした。

 

こちらが、当方の Sirui T-005KX です。写真下部が抜けてしまったパイプと壊れた脚止板です。

001_wvga_1657251942997

 

左側が交換前の脚止板。右側が注文して届いた脚止板です。

002_wvga_1657251942932

 

この脚止板をパイプに取り付けてから、抜けてしまった太めのパイプの方に差し込むのですが、

締め込み用のネジ部分をいったん取り外して細い方のパイプにとりつけないといけません。

003_wvga_1657251942877

 

下記の状態にして、差し込み、ネジ部を締めれば、交換修理完了です。

ちなみに、脚止板には潤滑油を薄く塗った方が、脚部パイプの伸縮がスムーズになります。

004_wvga_1657251942862

2022年5月26日 (木)

SSDをCFExpress Type-B にするメモリカードアダプタ MonsterAdapter製 SA-CFE1(B) を試してみる

デジタルカメラ用のメディアはいろいろありますが、普及機では、SDカード、ハイエンド機では、CFカード、XQDカード、CFExpressカードなどといろいろあります。

最近は、CFExpress Type-Bカード採用機がハイエンド機には多いようですね。
さて、そんなCFExpressのメモリカードですが、まだまだ高価です。特に大容量の製品は。

そこで、主に動画撮影用ですが、外付け前提で、SSDをCFExpress変換して記録メディアとして使用する製品がいくつか発売されていました。

それが先日、CFExpressカードサイズでSSDを収納できる製品が発売されました。

それが、MonsterAdapter の SA-CFE1(B) です。

お値段は約7000円前後。それ以外に、NVMe M.2 2230タイプのSSDが必要です。

Wvga_008_1653504010842

 

 

今回は、128GBのSSDを購入してみました。3500円前後で買えました。

KIOXIA 128GB PCIe NVMe M.2 2230 SSD

Wvga_007_1653504010823

 

SA-CFE1(B)の商品構成は、メモリカードアダプタ本体と説明書、容量表示用シールです。

Wvga_005_1653504010788

 

袋に入ったメモリカードアダプタを取り出し、スロットにSSDを取り付け、カバーをセットするだけで作業は完了します。

Wvga_004_1653504010771

Wvga_001_1653504010653

 

 

 

CFExpressカードリーダーにセットし、Windows PCで exFAT でフォーマットし、Z9にセットして使ってみましたが、今のところ問題はありません。

一方、初代Z6(ファームウェア 3.40。2022年5月現在最新)ですが、Z6本体のメディアアクセスランプが点灯しっぱなしになり使用できませんでした。 SA-CFE1(B)的には、Z6も対応機種なのですが、SSDの相性はあるようです。

さて、読み書きのパフォーマンスはどうなのか、Windows上でCrystalDiskMarkを使って、読み書きのベンチマークを実行してみました。

 

まず、SONY製のXQDカード QD-G120F です。
ノーブランドのUSB Type-A接続のXQDカードリーダーで計測。

Readは400MB/s、Writeは200MB/s程度。製品的にはRead400MB/s Write400MB/s。

Writeの計測数値が低いですね。カードリーダがボトルネックかな。

Xqd120gb_qdg120f_440r400w

 

こちらは、 SA-CFE1(B)+KIOXIA 128GB SSDの計測値です。

Pergear製のCFExpress カードリーダーをUSB Type-A接続で使用。

どの数値もあがり、特にWrite性能の向上がすばらしい。

でも、待てよ... 128GB の CFExpress Type-Bってもっと性能が

良いはず...

Cfexpress_ssd128gb_monsteradapter_asm236

と、思って、Pergear のカードリーダーをUSB Type-C接続してみました。

おぉ、これが本来の性能か。

Read1000MB/s、Write800MB/sでてますね。

 

Cfexpress_ssd128gb_usbc

Nikon 初代 Z6 Z7 のラバーのキズの保護や補修の代わりに 3M Wrap Film Series 2080 ~カメラ用ラップフィルム 保護フィルム~

以前、ニコンのZ6,Z7のグリップ部のラバーに、爪によるキズが入ることを報告したことがあります。ラバーの張り替えは無償、有償、いろいろな情報がありましたが、私は結局、パーマセルテープを貼って使い続けていました。

そんなキズが気にならなくなってきたある日、カメラのドレスアップ製品として、ラップフィルムというものがあることを知りました。

このラップフィルムは、テープ関連で有名な3M製で、きれいに張り付き、かつはがれにくく、しかも貼りやすくシワにもなりにくいというものです。また、このラップフィルムにはデザインプリントされたラインナップがあり、自分好みのカメラにすることができます。

そこで買ってみた商品がこれです。

 

こちらは裏面。3M Wrap Film Series 2080 の文字がみえます。

Wvga_001_1

ではオモテ面はというと。こんな感じです。30以上に分かれたシールのようになっています。

数が多く、貼り方は一見むずかしそうですが、意外と簡単です。

Wvga_026_2

 

購入した製品には、特に使わなくてもよいシールと。レンズ拭き、そして役に立つピンセットがついていました。

Wvga_027_3

 

さて、これをどう貼っていくかというと、こんな感じです。

バッテリー挿入部のカバーに購入した製品を貼ってみました。サイズもぴったりで、シワにもならず、ちょっとズレても貼り直しができます。

より粘着を高めるためには貼り付け後にドライヤー等で熱すると良いらしいのですが、そこまでしなくても十分な粘着性能があると思います。

Wvga_028_5

 

作業順序は軍艦部から始め、シールの番号通りに最後まで貼り付けていけば完了します。

特に難しいことはありませんが、時間はかかります。

手先の器用さや正確性にもよりますが、私の場合は休憩を含め3時間程度かかりました。

 

Z6の上部の貼り付け状況をおみせします。

ボタンやダイヤル部もきれいに貼ることができます。

複雑なシャッターボタンまわりも写真の通りです。

Wvga_021_1653504391196 Wvga_020_1653504391178

 

ちなみに貼り付ける面は、ハードな場所だけでなくラバーパーツの上にも貼ります・貼れます。

HDMI,USB,MIC端子カバー部も下記の通りです。

Wvga_009_1653504390952

面積の広い底面はあっという間に貼れました。

Wvga_014_1653504391054

 

背面液晶の細い枠部分にも簡単に貼れます。

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気になっていたグリップ部のラバーのキズ。そこにも当然、貼るパーツがあります。

キズつき、毛羽立っていた部分も...

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このようにきれいに貼れます。

複雑な曲面部分にも分割されたシールを貼っていくことできれいにラッピングすることができます。

Wvga_006_1653504390894

 

根気強く貼り付けていくと、最終的に下記のようになります。

Wvga_005_1653504390874

 

こんなドレスアップパーツを使って、Z6やZ7のキズ防止、またはキズ隠しという名のドレスアップは完了しました。

ちなみにこのラップフィルムですが、FTZやいくつかのニコン製レンズ用にも発売されています。

私が買ったデザインとは異なりますが、ネットで同様の商品が買えるようです。

 

 

 

2022年4月21日 (木)

PERGEAR製 CFexpress Type-B Memory Card 「 CFE-B PRO 」を購入してみた件

先日、SONY製のXQDカード QD-G64E の樹脂部分が破損。修理・交換方法を問い合わせ、サービスセンターに足を運ぶも対応不可。事実上「廃棄」という選択を購入後3年で選ばねばならないことになり、同メディアの使用継続か他社製品への乗り換えを検討することになりました。

現状、高速なメモリカードを新規購入するにあたり、XQDカードよりもCFexpressカードを選択することが一般的と考え、調べていて見つかったのが、PERGEAR製のCFexpress Type-B のメモリカード CFE-B PRO シリーズです。

 

価格的にリーズナブルで、保証期間が長く、パフォーマンスもよいものという条件にかなうものが、この製品でした。
純正のCFexpressのカードリーダーも存在し、セットで買うとお得な点も決め手でした。

今回は、転送速度などを考え、512GBのメディアを購入しました。転送速度の性能が256GBと512GBと比較すると、512GBの方が格段に良く8K動画の記録にも使えるといった点が選択の決め手です。

今回は、PERGEAR社の公式サイトから、CFexpress Type-B のカードリーダーもあわせて購入しました。

数日で手元に届いたのが下記の3点。カードリーダー用のUSBケーブルは別包装で、両端がUSB Type-cのものと、USB Type-A→Type-C のものが1本ずつ、計2本入っていました。

Wvga_007

 

商品は、木箱的なケースに入っており、開封済かどうかわかるようにホログラム付きの封印シールが貼られていました。

Wvga_003_20220421111501

 

メモリカードは下記のように木箱におさめられています。

ちなみに、このCFE-B PROですが、メモリカードのサイドまで金属で覆われていて、耐久性も期待できそうです。

Wvga_001_20220421111501

 

こちらは、カードリーダーです。筐体は金属製でしっかりしたつくりになっています。

USB Type-C、Type-A用のケーブルが付属しているのもよく考慮されていると思います。

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CFE-B PROのパッケージの裏面です。5年保証の記載があり、もしもの際の保証に関して長期にわたり安心です。

Wvga_004_20220421111501

 

PERGEAR社が取り扱う製品は、写真撮影系の機材を中心に、お買い得な製品がそろっており、製品レビューなども掲載されています。

レンズや照明機材、3Dプリンタなど、気になる製品がそろっているのでチェックしてみようと思います。

 

【PERGEAR社のページ】

https://pergear.co.jp/?ref=BNPXJ

2022年4月20日 (水)

Nikon Z9 のファームウェア Ver.2.00 (2022.04.20リリース)のプリ記録を試してみる

Nikonのミラーレスカメラのフラッグシップ機 Z9 のファームウェア Ver.2.00 が2022.04.22にリリースされました。改善だけでなく新機能もある中で、気になったのが「プリ記録」機能。シャッターを押す前の写真を記録してくれる機能です。

この機能、鳥の飛び立つ姿とか、砲弾が発射される瞬間とか、タイミングを見計らうだけではどうしようもない撮影の時などに非常に有効です。

Z9に早速 FW Ver.2.00を適用し、プリ記録の設定を確認すると、「なし/0.3秒/0.5秒/1.0秒」の設定がありました。

”1.0秒”を試してみたかったので、設定。

さて、どうやって検証しようかと考えて、出した結果が、タイムコード付きの動画を作成して、それをあるタイミングで撮影すること。

今回はCyberLinkのPowerDirectorを使い、エフェクトの中にある「タイムスタンプ」を使用して、検証のための動画を作成してみました。

 

動画の作成自体は至って簡単です。カラーボードの白を選んで配置。その上にエフェクトから「タイムスタンプ」を選択して効果を適用。

1_20220420151901

 

そこに、タイトルで文字列を記入。3秒未満を「シャッターを押す前」、3秒経過後に「シャッターを押した後」と記載。2_20220420151901

この動画を再生し、3秒のところでシャッターを押して、2秒くらいのところから撮影が記録されていれば検証成功です。

C30の設定もしているので、秒30コマが撮れているかもチェックです。

 

その結果は...

きちんと1秒前から記録されていました。

動画を再生し、3秒のところで手動でZ9のシャッターを押しました。完全に手動なので多少の誤差は生じることは想定内です。

結果として、2秒02のところから画像が記録されていました。設定どおりの1秒前からプリ記録がされていたと思われます。

3_20220420152301 4_20220420152301 5_20220420152301 6_20220420152301

また、記録された画像のタイムスタンプをみると、きちんと秒30コマが撮影されています。

SONY製のXQDカード32GBのものでも記録できていました。

そんな新ファームウェアリリース日の簡単な検証でした。

2022年4月 6日 (水)

SONY製 XQDカード(QD-G64E)にまたヒビ・亀裂・割れが発生。 ~QD-G64Fが改善製品?~

昨年(2021年)の夏に、SONY製のXQDカードの樹脂部分が欠けて、メーカーサポートへ問い合わせをかけ、交換をしていただきました。
その半年後、また別のXQDカードが同じ様に樹脂部分に亀裂が入り、樹脂部分が脱落しかけました。

前回は、QD-G32E という32GBのメモリカード。今回は、 QD-G64E という64GBのメモリカードです。

ソケット部の中央付近の上下とも、ヒビが入っています。

Wvga_1649193243290_004

 

また、ちょっとわかりにくいですが、前回同様、メモリカードをソケットにセットする時に指で押し込むあたりの指の幅くらいの場所・両端にヒビ・亀裂が入っています。

 

Wvga_1649193243304_005

そういえば、XQDカードの破損報告って、データが壊れたというよりも物理的な破損の報告があがっているような気がします。
また、中古のジャンク品でも、今回と同じような樹脂部分が欠けたものが売られているような気がします。

“XQD ヒビ”でGoogle検索をかけると、下記の記事(2019年11月)を発見。

 

ソニー、頑丈なXQDカードに64GBモデル - 落下や曲げにも強いタフ仕様

https://news.mynavi.jp/article/20191120-926269/

記事内に、次のような記述がある


XQDカードの抜き差しを繰り返すことで加わる曲げやひねりの影響を低減、破損を防止

型番も例えば、QD-G64E が QD-G64F になってますね。

あと、ラベルに記載されたデータ転送速度の記載が、縦並びから横並びになっている様子。

 

これって、タフ仕様にしたっていうよりは、耐久性に問題があって、材料・材質変更したんじゃないかしら(個人の感想です)。 


【追記:2022.04.14】

SONYのサポート問い合わせセンターに連絡し、前回(2021年8月)に無償交換していただいた話をしたところ、対応窓口が変わったとかで、秋葉原のサポートセンター窓口まで行くか、送付して相談するように伝えられました。
サポートセンター窓口で相談したところ、XQDカードを見てはくれましたが、今回は交換や修理には応じていただけませんでした。

「修理・交換対応はできない」以外の回答はいただけませんでしたが、事実上、使用中止をせざるをえない結果だと判断しています。
ヒビの入った部分ですが、カードスロットに差すまでは良いのですが、取り出し時にひっかかります。
ヒビが入った部分は、完全に脱落するような状態なので、除去して使うこともできなくはないのですが、扱うデータ的にも不安しか無いですし、使用中止というよりは廃棄する方向しかないですね。
購入日を調べると、使用年数は約3年でした。
何回抜き差ししたかははっきりとはわかりませんが、例えば、3日に1回、カメラからカードを抜く→カードリーダーに差す→カードリーダーから抜く→カメラにカードを差す...といった4回の作業をしたとして、年間約480回。3年で1500回に満たない程度の抜き差し。
高価なXQDカードの割には、外装部分の耐久性も保証も残念な内容だなぁ... カードの読み書きのエラーが無かっただけに非常に残念。

2022年4月 3日 (日)

Nikon Z9 に USB給電してみる ~ Z9 に USB給電出来ない時の対応策の一例 ~

Nikon の Z9 に、USB給電しようとUSB-PD65W対応のモバイルバッテリを使って接続してみました。

直結にしてみたのですが、なぜか給電されませんでした。

モバイルバッテリーは、RAVpower RP-PB201。USBケーブルは、USB-PD 100W対応のもの。

ただ、これだとなぜかUSB給電されない。

Wvga_1648918482618_004

そこで、ひとつケーブルをかましてみました。

それがこれ。
USB TYPE-C接続のイヤフォンジャック、USB-PD出力付き。

 

これを使うと、無事に、Z9にUSB給電が開始されます。

Wvga_1648918482583_003

 

さて、この時にどれくらいの電圧、電流が流れているのか、簡易電圧・電流計で計測してみました。

まずは、Z9が電源オンの状態です。

Wvga_1648918482548_002

Z9が電源オンの時:8.80V、0.78A

 

そして、Z9が電源オフの時

Wvga_1648918482517_001 

Z9の電源オフ時:8.74v 1.75A

こんな具合でした。

 

計測用に使ったのはこちら

 

 

 

2022年3月31日 (木)

「推し(自分に元気をくれる存在・もの)」について

いま、自分の推しはカメラ。特にニコンのカメラ“Z9”です。
デジタルカメラが一眼レフからミラーレスカメラに人気が移りつつありますが、SONYのαシリーズに遅れをとり、市場のシェアを下げていたNikonですが、ついにフラッグシップ機が発売されました。

いろいろな情報が発売前から噂されていましたが、Z9の製品仕様が明かされて驚いたのが、メカシャッターレスでした。

▼メカシャッターレスの効果とメリット

メカシャッターが無いということは、十数万回の寿命が想定される物理的な可動部品がひとつなくなり、耐久性の懸念がひとつ減ることになります。また、積層センサーと高速データ読み出しにより、ローリングシャッター歪みが無くなり、サイレント撮影時の悩みもなくなりました。

これにより、音に関して気を使わねばならない撮影環境で、気兼ねなく撮影を行うことができるようになりました。

演奏会や、静かな朗読会、トークイベントや厳かな式など、大きなシャッター音が気になる環境はいくつもありました。それが、今回のNikonのZ9で解消されたのです。これだけで、めっちゃ推せます。シャッターも押せます(爆)

さらに、シャッター音の無いサイレント撮影ができるということは、カメラを向けると緊張してしまう人の撮影にも利用価値が高まります。

メカシャッターレスで物理的な可動部分がなくなったおかげで、連写数もあがりました。カメラを向けると緊張して、目線を外したり、瞬きが多くなったりすることがありますが、緊張する前に無音で連写を行うことができるようになりました。これってすごいことだと思います。

▼自分にとってのカメラとは

自分にとってのカメラとは何かとあらためて考えてみると、一つは記録を残すことで、記憶の補助的な役割だったり、記念にすることだったりします。あまり記憶力の無い私ですが、写真撮影をし、時系列でデータを保存しておけば、いつ頃、どこで何をしたかといったレベルで記憶していれば、なんとかお目当ての写真を探すことができます。

次に、写真を撮ることの楽しさや嬉しさです。写真って、思い通りに撮りたい気持ちもあれば、偶然の一瞬を撮れたときの喜びがあります。

また、撮影によって、自分の写真を喜んでくれる人たちもいます。

自身の撮影した写真は実は少し恥ずかしさもあります。それは、自分の視点のようなものが、写真で明らかになることです。

他人の視点はその本人にしかみえないものですが、カメラやビデオカメラを持ち、それを使って記録すると、被写体をどのように目で追ったかが明らかになります。それが少し恥ずかしかったりします。

▼Nikon推し、Z9推し

ミラーレスカメラ市場で、ちょっと元気がなかったNikon。でも、最初に発売されたZ7、Z6シリーズって、今でも現役の基本性能の高いミラーレスカメラなんです。動きモノの被写体を追うことは苦手としていますが、暗所での確かなAF性能は今でも十分に実用に耐えます。

また、NikonのZシリーズのレンズ、特にS-LINEの移りは、従来のFマウントレンズに比べて、非常にキレがいい写真を写してくれます。

 

今まであきらめていたような環境でも、しっかりとした写真を写してくれるNikon Z9。非常に効果ではありますが、やる気にさせてくれるすごいカメラです。最近は、写真撮影の相談も受けるようになり、いろんな元気をくれる存在になりました。

 

今まで(これからも)使うカメラは、Z6。これからのメイン機は、Z9。

ガンダムに例えると、Z6はZaku(MS-06)。Z9はDOM(MS-09)。

そんなイメージです(笑)

 

Wvga_fpb9aczveaew_an_001

 

2022年3月18日 (金)

Godox AD200Pro の Firmware V1.3 のUpdateの注意点 ~ 無印 と Version A の存在 ~

Godox AD200Pro というフラッシュを使用しています。
V1.3というFirmwareが2022/1/14にリリースされています。これをUpdateしようとして、「あれ?」と思いました。
AD200Proに”Version A"というモデルがあるようなんです。

コチラが、その Version A 用のファームウェア。
Ad200pro_a_v13

そして、コチラが、”無印”用のファームウェア

Ad200pro_na_v13

 

Version Aの見分け方は、ランプにステッカーが貼ってあるかどうかとのことなのですが、どこのランプかは不明です。

【説明の原文】

Please check out if there is a sticker "Version A" on the light fixture, and then choose the corresponding firmware to upgrade.

 

【説明の日本語訳】

日本語

ランプに「バージョンA」のステッカーがあるかどうかを確認してから、対応するファームウェアを選択してアップグレードしてください。

ちなみに、誤った方のファームウェアでUpdateすると、AD200Proの電源が入らなくなります!
誤ったファームウェアでUpdateしてAD200Proが起動しなくなっても心配はいりません。
落ち着いて、正しい方のファームウェアを適用しなおせば、正常に起動するようになります。
※起動しなくなっていても、ファームウェアの適用は出来るので、その点は非常に助かります。

ファームウェアのUpdateのUtilityは、G3を使用。
 
下記の手順で、十数秒で完了します。
G3_ad200pro_v13update02 G3_ad200pro_v13update03 G3_ad200pro_v13update04

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